2025/07/21 14:26
美術家・造形作家 川島 朗の作品展を3年ぶりに開催いたします

テーマは『魔女綺譚』
作家曰く『作家活動の集大成的な展示』であると位置付けている今回の個展
ストーリー
封印された箱に、魔女の記録が眠る
星を読み、時を解き、記憶を改変し、存在の定義そのものに干渉した魔女たち
その行為は歴史に刻まれることなく、ただ無名の物語として、空白の座標に沈んでいった
物語と構造の境界にある静かな断片が、ひとつずつ、そこに在る
集光レンズの奥で揺れる、二重写しの魔女
肩越しには、量子星図の光がかすかにまたたいている
書物の頁は風にめくられ、文字は砂のようにこぼれ落ちる
声を失った魔女たちの気配
触れられなかった記憶のかけら
名前のない風景の断片
手を伸ばしても届かず、それでも確かにそれはある
見失われていた時の欠片が、いま、静かに輪郭を帯びてゆく
『魔女綺譚』
期間:9.27(土)- 10.7(火) 12時 - 19時(最終日は17時まで)
定休日 水曜・木曜
川島 朗
1975年生まれ 美術家・造形作家
1997年より、個展・グループ展などで作品を発表。
空想によって創り上げた架空の物語・神話・歴史・映画をもとにしたボックスオブジェやコラージュ作品、
樹脂を使用したアクセサリーなどを制作している。
近年の主な個展
2022年『最果て標本』(antique Salon / 愛知)
2019年『失われゆくものたちのソナタ』(霧とリボン/東京)
2018年『アルマ・ランガーの秘密の部屋 ~アルマ・ランガー コレクション~』(antique Salon / 愛知)
など
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